品質工学会 日本規格協会理事長賞
第11回 品質工学会 日本規格協会理事長賞(2026年)
授賞の背景
[品質工学会日本規格協会理事長賞] は,品質工学に関連して広く日本の標準化活動に貢献すると考えられる成果に対し,一般財団法人日本規格協会より贈呈される賞である。 自薦ないし他薦による応募の中から,品質工学の継続的実践と普及活動をとおして,社会ないしは企業・団体への貢献が認められる個人ないしは組織体に授与するものである。
品質工学会日本規格協会理事長賞の本審査会を2026年1月21日に開催し、下記~の応募に対して[第11回品質工学会日本規格協会理事長賞]の授賞を決定した。
受賞者
| 受賞者 | 楢原弘之(九州工業大学 正会員) |
|---|---|
| 推薦者 | 吉澤正孝(クオリティー・ディープ・スマーツ LLC) |
授賞理由
楢原弘之氏は、四半世紀以上にわたり、品質工学の学術的研究、産業界への普及、そして次世代を担う技術者の育成に献身してきた。同氏の活動の特筆すべき点は、単なる理論の研究に留まらず、九州工業大学という教育の場、および「計装研究会」という産業界のネットワークを活用し、品質工学を「実学」として社会に根付かせた点にある。
活動の主たるポイントは以下の4点である。第一に、20年間にわたり延べ1500名以上の学生に品質工学を講義し、3名の学生賞受賞者を輩出するなど、教育実績を有すること。第二に、北部九州地域における実務者ネットワークのリーダーとして、26年間にわたり地域企業の技術力向上と品質工学の導入を支援してきたこと。第三に、製造技術分野をはじめとした様々な分野で品質工学研究を継続してきたこと。第四に、品質工学会の理事および学校教育委員会の委員長として「学校交流会」などの新たな枠組みを創出し、学会の組織的な発展と普及体制の構築に尽力してきたことである。これらの実績は、品質工学の実践と普及を通じて社会に貢献するという理事長賞の趣旨に合致するものである。
お問合せ
品質工学会日本規格協会理事長賞に関するお問い合わせは,品質工学会事務局までお願いします。
品質工学会事務局 金野(こんの)
授賞・褒賞